青汁の創始者遠藤仁郎博士は、昭和18年(1943年)戦時中の食糧難の中、周囲にある大根葉やサツマイモ、里芋の葉など緑葉を食べることを思いつきました。そして、それらを蓄えて食べる「緑葉末油煉」を創案しました。ビタミンなどの成分ができるだけ壊れないように緑葉を乾燥しておき、必要なときに食べる保存食です。今の私ども乾燥青汁の原型となるもので、生より先に乾燥青汁ができていたことに驚きます。
ジュース青汁ができたのは翌昭和19年(1944年)のことで、生の緑葉をたくさん食べるのが大変だということで、思いつきます。三つ葉を搾ってジュースにしたのが最初でした。 ケール青汁ができたのは、その10年後の昭和29年(1954年)のことでした。このときから遠藤博士の青汁を遠藤青汁と呼ぶことになり、本格的な普及活動が開始されます。田辺弘が遠藤青汁友の会(現、遠藤青汁友の会グリーンライフ)を設立し、市販・普及を開始したのもこの時です。遠藤青汁の会は遠藤博士の直接指導により誕生し、その後も田辺弘は国内外の講演会など、博士の活動と行動を常にともにしてきました。 詳しくは下の青汁の歩みの年表をごらんください。
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